七夕っていつなの?
七夕といえば7月7日ですよね!
・・・本当にそうなのでしょうか?
マレーシア着任当時から絶対にやりたかった日本文化紹介が七夕でした。
飾りつけが楽しいし、物語もキュンキュンするし・・・♪
しかし、7月7日はハリラヤ休暇のど真ん中!
生徒たちは絶賛帰省中。
一方、諦めたくない私。
日本一有名な仙台の七夕祭りは8月やん!
京都の七夕イベントも8月やん!
「有名どころは8月に七夕お祝いするし、旧暦で七夕企画やりましょ!ねっ、ねっ!!」と先生を説得し、今年の旧暦七夕(8月9日)に合わせて念願の七夕飾りを生徒たちと作りました!
準備は本気で念入りに…
まず、竹がなきゃ始まらない!
私は家の前に茂っている細い竹の集合体に目を付けた。
「これ、伐採したい・・・」
無断伐採は叱られるので、学校許可をもらってえんやこらカット。
七夕飾りひとつひとつには意味が込められています。
全てを一緒に作るのは時間的に無理だけど、現物を見て欲しいのでサンプルを用意。
私、本気です。
飾りを作ってみよう!
2年生を対象に七夕飾りの特別クラスを開講!
まずは簡単だけど不可欠な2つの飾りに挑戦。
・貝:貝がたくさん採れて食べ物に困らないように
・提灯:願いを書いた短冊を明るく照らすように
次に星の飾りを作ろうと思ってたけど、女子が着物に興味津々になっちゃったので、急遽2グループに分けて対応。
こちら星飾りチーム。
満足顔の着物チーム。
着物の柄と帯の色をコーディネートをする様子が可愛すぎて悶絶でした。
飾りを飾ってみよう!
飾りに糸を付けたら準備OK。
飾りつけスタート!
イイ笑顔(*´▽`*)
なんということでしょう!
無秩序に茂ってた竹がオシャレに変身。
飾りはバッチリだね!
1枚の紙に願いを託す
飾りは完璧です。飾りはね。
・・・気づいていますか?
とてつもなく重要なものが無いことに。
その重要アイテムを創り出すのが彼らです!
10月に大きな試験(日本でいう高校受験)に向けて日々勉強漬けで、行事やイベントに参加できない3年生たち。
そんな彼らの願いをお星様に届けるべく、七夕のメインたる『短冊』を書いてもらうことにしたのです!
「PT3(試験名)でALL”A”が取れますように」
「友達とずっと仲良しでいられますように」
「両親が健康でいられますように」
「背が伸びますように」
ちょっとした息抜きになったかな。
風にゆらゆら。笹の葉さらさら。
みんなの想いが天まで届きますように。
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