日本語パートナーズの選考アレコレ

パートナーズ準備

*選考フローをまとめてみました。応募を検討中の方のお役に立てれば!

説明会

旅もいいけど、海外に住んでみたい。
そう考えて挙がったいくつかの選択肢の一つが日本語パートナーズ。

応募するかどうか悩むためにも材料が必要なので、大阪での説明会に行ったのが6月14日のこと。
事業説明や活動内容、先輩パートナーズの活動報告を聞きました。
国際交流基金のサポート手厚いなぁ、パートナーズさん良い顔して話さはるなぁ、東南アジアの地方生活おもろいやろなぁ・・・とか考えつつ。
さらに休憩を挟んで質問タイムみたいな構成だったかな。
ただ、入退場自由とのことだったので休憩のタイミングで私は途中離脱しちゃいました。

不真面目とかじゃないんです。ナオト・インティライミのLIVEに行かなあかんかったんです。
それまでは真剣にちゃんと聞いてましたよ。メモだって取ってたんだから!(当然)

もらった資料はマレーシア・ブルネイの応募書類付きの募集要項。
応募について困ったのが選考スケジュール。資料に記載されていた予定を逆算すると、合否結果が出る前に退職の意向を伝えなきゃいけない。
新しい仕事始めたばっかなのに。うーん。

ま、ややこしいことは結果出てから悩めばいっか。
ということで応募書類の作成に取り掛かりました。

書類選考

応募書類は5枚。
自分の経歴、応募動機、自己PR(心構え・特技)、帰国後のプラン、海外経験…etc

応募書類は主に世界一周のお話と溢れんばかりの東南アジア愛を書きました。
日本語パートナーズって日本語教育経験必須じゃないし、応募する方の中にはバリバリ日本語教師の人だっているだろう。だから、自分はアピールするほどでもないと思って日本語教育については軽く触れる程度にしておきました。
といって、代わりになるアピールポイントなんてないんだけどね。自信あるのは現地に溶け込む厚かましさと野性的な精神と体力くらいです。

推薦状は2通必要だったので、養成講座の先生とボランティア教室の先生にお願いしました。
きっと当てはめられるだけの褒め言葉を振り絞って書いて下さったんだろうけど、なんであれ褒められるのはやはり嬉しいです。ニヤニヤしながら何度も読み返しました。
気持ちわるっ。

そして、結果が来たのは7月31日の夕方。面接日程もメールに記載されていました。
とにかくホッとした。正直、書類選考ってニガテなもので。

面接

面接日は誕生日の9月1日。
結果的にとても良い誕生日になりました!

面接前に応募書類の振り返りとかすべきなんだろうけど、締切直前に急いで郵送したのでコピー取るの忘れてたんです。アホなんです。

受験者4人。面接官たくさん(5~6人?)。覚えてる限りの質問はこんな感じ。
・自己紹介と志望動機
・どんな仕事をしていて、合格したら仕事はどうするのか
・リーダータイプか縁の下の力持ちタイプか
・部活動ではどんなポジションでどうみられていたか
・現地の生徒のみんなにするつもりで自己紹介
・授業が早く終わった場合の穴埋め授業アイデア
・休日の活動依頼についてどう対応するか
・帰国後のキャリアについて
・住みたい場所(都会か田舎か)

全員へ同じ質問、個別の質問とまちまち。日本語の専門的知識は問われないし、質問に対する答えに成否があるわけでもないから、無難な応答をしようとか考えずに自分の思うままを答えさせてもらいました。きっとそれで良いんだと思われます。自分らしく挑みましょう!

最後は英語力チェックのための質問。
「近所の小学校から依頼された活動に参加するには派遣校の授業を早退しなければならないので、その旨をパートナーの先生に伝えてください」と日本語で与えられたシュチエーションに対して英語で答えるわけですが・・・

(やべぇ!なぜだ、英語が出てこない。えーっと、あの単語は・・・ちゃうわ、それスペイン語やん!)
頭の中わちゃわちゃ。とりあえずダメだと分かっていながらの「That’s all」で自己完結。

・・・違うんです、本当はできる子なんです。
選考に落ちることを想定してないから、もう会社には辞めるって言っちゃってます。
直後はガチで頭抱えたけど、心のどこかでは大丈夫っていう気がしてた。ポジティブ。

その後は東京の友達に会ったりして。東京タワーとか見に行ったりして。
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東京に来た理由をみんなに伝えていたわけじゃないので、わざわざ平日に会社休んで東京にいるもんだから「何しに来たん?」ってツッコまれる。そりゃそうだ。

なんか・・・誕生日を祝ってもらうために来たみたい。友よ、ありがとう。
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合格発表

結果が来たのは9月24日のこと。10月上旬だった予定よりもずいぶん早いので警戒してすぐにメール開けられなかった。
お、お、落ちるだなんて考えてもなかったけどね・・・けどね!

うれしかったです!!

内定となれば、手続き書類も多々あり。でも、手厚いサポートがあるのでとっても安心。旅のときは当然自分でやっていたこともお任せなので逆に落ち着かなかったくらい。本当にありがたいです。

少し時間をおいて、11月15日からは約1カ月間の研修。ドキドキワクワク!

コメント

  1. 清水 友貴 より:

    はじめまして日本語パートナーズに応募中の清水ともうします。
    日本語パートナーズではあなたのどんな特技や技術を活かせることができましたか?
    お忙しいと思いますが、よろしくおねがいします。

    • arisha より:

      清水さま
      コメントありがとうございます。
      日本語パートナーズの活動において技術的観点で役に立ったと思うことは、日本語教育の知識、写真撮影や動画編集、茶道のお点前などです。
      でも、現地に行ってから努力でカバーしたことの方が多かったです。折り紙、書道、教材作り、現地語などなど。
      技術ではないのですが、授業内容やイベントの企画力や現地に溶け込む適応力&サバイバル力の方が大事だと個人的には感じています!

  2. […] ~コトバでつなぐ世界旅~ Coto*Baila […]

  3. […] ~コトバでつなぐ世界旅~ Coto*Baila […]

  4. 杉山健一 より:

    はじめまして。まもなく、2次面接に臨む杉山と申します。
    大変参考になるブログをありがとうございます。
    まだ、面接を終えていない身なのですが、合格通知受諾後のことについて教えていただけないでしょうか?提出するものの種類と、締め切りまでの猶予期間について、特に知りたいと考えています。
    ①提出するものの中で、応募者が用意しなければならないものは「公用パスポート用写真」「戸籍抄本」以外のものはありますか?
    ②それらの提出期限は、パートナーズ?国際交流基金?からの関連郵便物がと届いてからどのくらいの期間がありましたか?
    ③写真や戸籍抄本、各種申請書など、最初のやり取りから事前研修までに、ほかのやり取りは何回くらい、どんなやり取りがありましたか?
    お忙しいところ恐縮ですが、わかる範囲でけっこうですのでよろしくお願いします。

    • arisha より:

      杉山さま
      しばらく更新をしておらず、返信が遅くなって申し訳ありません。
      3年前のことなので、同じなのか分からないのですが覚えてる範囲でお答えします。
      ①正直覚えていないのですが、準備しにくい書類などは特になかった気がするので、その2点だけだと思います。派遣国によっては、学生なら『在学証明書』が必要とかあったかもしれません。
      ②2週間くらいだったと思います。
      ③予防接種の申し込み、事前課題の提出、研修の模擬授業で使用するための写真の準備など…すみません、回数までは覚えていません。

      このようにやりとりを気にされるということは、お忙しい方なんですね。
      合格されることを祈っています!

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