現地水準のおうちとは?

日本語パートナーズのこと

日本語パートナーズの住居

前回、清潔感に欠ける写真とともに他の国の水回り事情を書いてみました。

日本語パートナーズとして派遣される方の中には東南アジアに行ったこともないって人や、旅行で行ったけど生活面のイメージは湧かないって人もいらっしゃるでしょう。
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日本語パートナーズの募集要項や説明会にて、住居の説明がされます。

『現地水準の住居を提供』

・・・だそうです。

現地のスタンダードってどんなもんやねん?!

経験論でいうと、同じ派遣国であっても住居環境は統一性がありません。
都市圏か田舎か、全寮制か全日制かでかなり違いが出てきます。
マレーシアだけでなく、きっと他の国も似たようなもんでしょう。

さすがに「うわぁ・・・無理。」ってなるレベルの家はないんじゃないかな?
虫がダメな人は苦労するかもしれないけど、そのうち慣れますよ。諦めつきます。

自分の住居以外については、マレーシア2期の仲間たちと情報交換したり、お宅にお邪魔したりして、現地の生活環境を比較しながら知ることができました。

ピカピカのコンドミニアムもあれば、住宅地に馴染んでる一戸建て、隙間と虫だらけの学校寮もあります。

上記の文章を読んで、「3番目は絶対イヤ!」って思いました?

そんなこと言わないで・・・
ネタとしておいしいよ?!

そんなおいしすぎるネタの宝庫に住んでいたのが、私です。
同期にも笑われるレベルの我が家のスペックを紹介していこうと思います。

愛すべき我が家

山奥にポツンと存在する平和な我が派遣校。
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全寮制なので、生徒たちは寮生活。そんな広々とした学校敷地内に、教師寮が立ち並ぶエリアがございます。
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ゆるい坂を上ったところで我が家登場!!
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デカッ!!っと思いました?
でも、我が家はこの建物の右半分。左半分は別の先生家族がお住まいです。

いや、それでもデカイんですけどね。
一人暮らしに絶対必要ない面積を保有しております。

2階建て4LDK+広いガレージ+裏庭
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一人暮らしには広すぎます。贅沢病になっちゃいます。

それなりに快適そうで何の変哲もない様子。
しかしながら、住んでみると色々なことが発覚し、本当に飽きない家でした!

初日には、床がビッチョビチョになるという珍事件。
洗面台の配管が繋がっておらず、水がだだ漏れという洗礼です。

1Fの広々リビング。
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我が家の庭先には、教師寮に住む先生たちの子供たちが毎日遊びに来ていました。玄関の鍵をかけていないと勝手に侵入してきて、お昼寝妨害してくるのでやっかいです。
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一人暮らしだと、もはやデッドスペースでしかないけれど、生徒が遊びに来たときにだけ役に立ちます。日本語クラスの4年生女子全員収容可能!
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1Fにある恐怖のドア3点。
右が旧式トイレ、真ん中が開かずの間、左が物置。

死ぬほど臭い1Fトイレは、たまに生徒が遊びに来るので嫌々掃除してましたが、あとの2点のドアには何が出てくるか未知すぎて触れもしませんでした。
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広々キッチン。とある惨劇が起きた場所でもあります。
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謎の物置の横にある階段を昇りましょう。
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登り切るとこれまた広々憩いスペースの登場!全くもって一人暮らしには不要!
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階段の左側にはドア2つ。実はこの2つのドアにも触れたことがない。開かずの間がトータル3部屋ということになりますね。
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恐怖の開かずの間をスルーすると、やっとオープンなドアに辿り着きます。
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コチラが私の生活スペース!この広大な家において、私が唯一居座る場所。
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イイ感じの写真が無くてすみません。ささやかなプライバシー保護です(嘘)

ベッド、ローテーブル、クローゼット&棚、化粧台、アイロン台。
家具は以上!

持ってきたものは少ないし、何か増えるほど買い物に行ったりもしないし、本当に物が少ない面白くもクソもない部屋。

ちなみに、部屋と連結してシャワーとトイレが付いてます。しかも感動のホットシャワーと、恐れ多くも水洗洋式トイレでした!
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家のスペックはこんなもん。
広々とした快適そうな家ですよね?

これだけ見ると、「面白い要素なんて全然ないじゃないか!」と関西人的に欲求不満になりそうです。

広い家にひとりぼっち。
生徒たちが「寂しくない?こわくない?」と心配してくれます。

でもね、全然寂しくないんだよ?

だって、ひとりじゃないから・・・

この家の実力は、また次回!

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