久々のチャイニーズイベント!
2月のチャイニーズニューイヤーから5ケ月も経ったんですね。
パートナー先生のご家族と久しぶりにお会いしました!
さて、今回の中華系イベントは『結婚式』
先生のいとこの結婚式にお邪魔させてもらいました。
日本とは一味も二味違う中華系結婚式をレポートしましょう!
降りかかる難題…
新郎が男性の友人を引き連れて、花嫁さん宅に向かうところから始まります。
それに対し、花嫁宅で女性の友人が数々の課題を用意して男性陣を出迎えます。
大切な大切な一家の娘さん。
簡単に手渡すわけにはいかないのです。
先生のいとこは男性なので、女性宅の様子は見られませんでした…
後日動画を見せてもらい、その時の様子が明らかに!
◎お札貼り
1.女性から大きな紙と1RM(30円)の札束が渡される。
2.男性陣が一枚一枚必死に張り付ける。
◎紙パンツ
1.紙パンツが渡される。
2.ズボンの上から紙パンツ装着。
3.赤ペンを口にくわえる。
4.一文字ずつお互いのお尻に書く。
5.完成すると【Happy wedding】☆
◎バナナ&クリーム
1.半数が上半身裸になる。
2.薄切りバナナを背中に載せる。
3.ホイップクリームをかける。
4.残りの仲間が口だけで食べる。
その他にもいろいろ過酷な課題が・・・
ラスト:愛の歌
ついに部屋のドア前に到着。
広東語話者の新郎。しかし、新婦は福建語家庭。
福建語で書かれた紙を与えられ、その紙にある愛の詩をカタコトながらも読む。
新郎は必死。
新婦もある意味必死。
・・・扉の向こうで笑いを堪えるのにね。
数々の課題をクリアして、ようやく花嫁を連れて新郎宅へ!
「よくまぁ、こんなゲーム思いつくなぁ。」と感心します。
オチャメすぎるけど、正式な中華系の伝統。
めっちゃおもろいやん。
これ、日本でもやったら絶対盛り上がるわ!
婚姻の儀式
ドデカいクラクションが鳴り響き、車が新郎宅に到着!
爆竹を打ち鳴らし、お二方の登場です。
家の中に入ったら、神様の前で結婚のご報告。
仲人のような方が手順を説明しながら進行します。
そして、誓いの言葉をツラツラと・・・
「一生お互いを愛しますか?」
「新婦は毎朝6時に起きますか?」
入口のドアの上には紙袋が吊るしてあります。
中身はお兄さんのズボン・・・年上である兄よりも先に結婚するから飾るんだって。それにしても、ズボンって。
お二人からご両親へお茶を差し出します。
両親からは、中華系の祝い事に欠かせないアンパオ(日本的解釈:ご祝儀)と金のアクセサリーが贈られます。
ご両親だけではなく、既婚の親戚たちにもお茶を差し出します。
そして、アンパオ贈呈。
金のネックレスやブレスレットだけでなく、ブランド品を贈る親戚の方もいらっしゃいました。
続きまして、新郎新婦から未婚者へアンパオを贈ります。
花嫁さんを迎えるべく女性陣の難題を乗り越えたメンズチーム。
お疲れ様です!
教会や神社じゃなくてお家で行われるんですね。
日本とは全然違うことだらけで、とっても新鮮でした!
みんなが幸せ!
マレー系にしても、中華系にしても、マレーシアの方々は本当にオープン。
こういった重要な家族イベントに外国人たる私がお邪魔させてもらえるんだもん。
とっても素敵なお二人。
幸せをおすそ分けて頂きました!
結婚おめでとうございます!
コメント