※1月20日にマレーシアへ旅立ち、研修や引っ越しやらでアワワしてたらうっかり2週間経っていました。ほんの少し余裕が出たので、〔脱・更新するする詐欺!〕派遣前研修について書きました。
派遣前研修って?
出発前に現地で活動するにあたり日本語パートナーズとして必要なことを1ヶ月間みっちり研修センターに泊まって学びます。
11月15日~12月12日、マレーシア2期+ブルネイ1期で21人の研修。
【研修の目的】
1.事業の趣旨を理解し、”日本語パートナーズ” としての心構えを身につける
2.派遣先で安全に生活するための安全管理、健康管理の知識と技術を身につける
3.”日本語パートナーズ” としての活動に必要な知識と技術を身につける
↑すみません、説明ベタなのでHPから引用しました。
学習環境
大阪南部りんくうタウンにある関西国際センター。私としてはとっても快適すぎたので本気で家に帰りたくなかったです。
≪部屋≫
もうねぇ、ホテルですよ。立派な一人部屋。週に1回部屋掃除してもらえるし。
周りに高い建物もなく見晴らし最高!
≪設備≫
センター内はとってもキレイ。自習室、自炊室、トレーニングルーム、カラオケルームなんかもあります。
とりわけ大好きだったのが図書館。日本に関する本がズラリ。頻繁に行き過ぎて司書さんが私の好きな系統の本をキープしてくれるほどでした。
パートナーズ仲間が企画した折り紙クラスで外国人研修生たちとトトロ大量生産。
≪食堂≫
いろんな国の人が滞在しているので食のジャンルはインターナショナル。もちろんハラル対応もあります。お味に関しては賛否両論。味付けが惜しかったり、関東人には関西の味が物足りなかったそうだし。でも、私は好きでしたよ、えぇ。
同時期に各国の外交官やインドネシアの研修生が来ていて、食堂で顔合わせるうちに仲良くなりました。素敵な出会いの場でもありました。
語学研修
事前研修の大部分を占めるのが現地語研修。
午前中3時間みっちり週5日でマレーシア語漬け。
21人で3クラス。基本的に先生は固定ですが、週に1~2回ローテーションで別のクラスの先生が授業してくれます。毎週末にテスト。
最終日はクラス別でマレーシア語の自由発表。うちらのクラスは寸劇に挑戦。めっちゃ楽しかった!
そもそもね、「マレーシア語ってのがあるん?」ってレベルからのスタート。
それが4週間経過すると、まぁ不思議。なんとなくの簡単トークができるようになるんです。発音は難しいけれど、基本の文法と語彙があればけっこうサマになるんです。
現在、派遣先で赤ちゃんマレーシア語でちょっと人気者です。先生たちに褒められるので調子こいてます。
座学系講義
日本語パートナーズ派遣の制度や役割の確認、ASEANやマレーシアのお国事情、安全管理やストレスマネジメントの講義などなど・・・とにかく盛りだくさん!
わざわざ外部から各分野の専門家がいらっしゃるなんてさすがは安倍総理の提言により生まれたプログラム。
ただ・・・大量の情報が脳内に一気に押し寄せるので処理しきれなかったのはナイショの話。で、でも、バリエーション豊富で充実していました!
実践系講義
CP(カウンターパート)先生と一緒に授業をすることを想定したTeamTeachingの実践や文化紹介に役立つ浴衣の着付けと茶道体験など、現地ですぐ役に立つスキルを学ばせてもらえました。
こういうチームワーク的な研修があることでNP(日本語パートナーズ)同士も仲良くなれました。
文化発表
研修のトリを飾るのが日本に関する文化発表です。3人ずつのグループに分かれてセンターにいる外国人研修生に日本を紹介するプレゼンをします。
ゆる~い3人が集まって、ゆる~いテーマで、ゆる~く作業。でも頑張ったんですよ!本番も笑い取れたし!各国の研修生たちとゆるキャラ作りました。
準備期間があまりなくて不完全燃焼だし反省点も多かったけれど、仲間と一緒に作業して、役割分担したりアイデア共有したりと良い思い出です。
研修の成果はいかに?
一番の向上は語学力でしょう!
ゼロからのスタートが1カ月後にはみんな話せるようになってるんだもの。マレーシア語の響きって可愛いのでつい使ってみたくなる。仲間とマレーシア語単語をミックスさせながらおしゃべりしたり楽しく学べました。
もちろん毎日共に過ごしたメンバーとは仲良くなれたし結束力も生まれます。活動はこれからなのに1ヶ月間が充実しすぎて、しばらくは達成感に浸っていました。
この仲間に出逢えて、彼らと派遣地は違えど一緒に活動できることが本当に嬉しいし、誇りに思います。
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