〈2015.02.09 アルゼンチン・サルタ〉
今までの中南米の国々でスペイン植民地時代の名残によるヨーロピアン風な街並みを飽きるほど見てきた。
だけど、アルゼンチンに来て感じた。
ここは完全にヨーロッパ。街行く人々そのものがヨーロッパ。
移民国家なアルゼンチン。スペイン系やイタリア系の移民が多かったことがその理由。
そういや、大学時代のスペイン語講師のマルティーノさんはイタリア系アルゼンチン人だったなぁ。スペイン語・イタリア語・英語・日本語のマルチリンガルだったなぁ。
この国を旅するにあたって重要なのが闇両替。
ちょいと昔から経済に陰りが出始め、2014年にはアルゼンチンペソ暴落によって深刻な通貨安が起こりました。
すると問題となるのがインフレですね。
ペソの価値が下がると人々はドルやユーロなどの強い外貨を求めます。
ペソ→外貨への両替が増えることでさらにペソの価値が下がることを分かっていながら。
中央広場には闇両替屋さんがウジャウジャ。「Cambio!カンビオ!」と絡んできます。
正規レートで1US$→9ARSなのが、闇両替で1US$→13.2ARSになりました。
『南米のパリ』と謳われ、華やかな経済発展を歩んできたアルゼンチンに起こった深刻なインフレ。どこの国も他人事って笑ってらんないよね。
結果的にちゃっかりインフレの恩恵受け、プチリッチになったのでお出かけ!
緑いっぱいの大きな公園がこの街の好きなところ。
ランチはもちろん市場でしょ!
巨大チキン定食30ARS(270円)。
経済の不穏さは感じない、の~んびり過ごせる街
コメント