〈2015.01.08 コロンビア・サレント〉
コロンビアと言えばコカイ・・・コーヒー!!
とっても有名なコロンビアコーヒーですが、生産高は世界第4位。
第一位はもちろん堂々たるブラジルですが、2位ベトナム3位インドネシアとアジア勢が健闘!
それでも、甘みと深いコクを持つコロンビアコーヒーのブランド力は高いよね。
そうだ、コーヒー農園に見学に行こう!!
宿の人にコーヒー農園の場所を聞いてみる。
「ここなら歩いていけるよ!」と言われたのが”Finca EL Ocaso Salento”という農園。
いつも通りポーランドカップルと一緒にお出かけ。
示された方向に歩いて行くと、トレッキング級の山の中。
コロンビアは山好きにはたまらん国なんです。
進みゆく道には目的たる農園の看板を何度見かけるんだけど、一向に着く気配なし。
山道だけど、下りなので体力的には平気。
9:30に出発して休むことなくある続けたのに11:00のツアーに滑り込み参加。
1時間半も歩いたわ!
まぁ、歩けたからね。宿の人ウソついてはいないよね。
ツアー―料金8000COP(408円)をお支払い。
ツアースタート!
コーヒー豆が出来るまでの過程を熱弁中。
コーヒーの実を剥くと粘着力のある豆が登場。
コーヒーの木の赤ちゃん育成中。
すくすく成長中。
収穫に使用するカゴを装着して、成人したコーヒーの木を見に行きましょう!
これがコーヒーの実!・・・採り急がないでね。
赤くなった子がお年頃なの!
収穫!イェイ!!
本日の成果。
・・・不作。
コーヒーに使うのは実をはいだ中の豆だけ。
つまり、実がモッタイナイ!ってことで、豚さんの飼料にするんだって。エコ♪
大きなコーヒーの実(?)がふるいに掛けられているシーン。(働け、オイ)
つやつや真っ赤なコーヒーちゃんは・・・
見るも無残な姿に。
実と豆が分離しましたよ!
乾燥させましょう!
豆にも1級、2級などの等級があるのは当然のこと。
出来の良い高品質な豆は消費大国ヨーロッパへ。
品質が落ちるものは大衆的なコーヒーショップとか。
市場に出すのはちょっと・・・って言うレベルが地元や国内で消費される。
ツアーの最後はもちろん試飲♪
淹れ方ひとつで味に違いが出るのは、紅茶も日本茶も同じ。
家庭によっても淹れ方が違うもの。
ガイドさんのおばあちゃん手法で淹れてくれました!
Ummm….Fantastico!!!
帰りはひたすら上り坂を覚悟していたんだけど、どうやら違うルートがあるらしい。
嬉しいことに下りと平坦な道らしい!
橋を越えて川に沿ってのどかな道を進む。
川のせせらぎ、鳥のさえずり、子どもの笑い声・・・
ストレスフリー。すっごくすごく気持ちがいい。
行きに1時間半歩いたわけだから、そう簡単に戻れるはずもない。
疲れた頃に「乗ってく?」とおじいちゃん車が止まってくれた。
「はい、お願いします!」即答。
国道まで連れてってくれたところで下車。
そこからはバスがるとのことだが、全然来ない。
ならば・・・ヒッチハイク!!
序盤は大柄なマリオが挑戦するもことごとく撃沈。
ということで・・・やっちゃります、大和魂。
満席車が多く数台スルーされたものの、成功!
子ども2人が既に乗っていて余裕無いのに親切な家族が拾ってくれた。
車内ではもちろん質問攻め。
そうね、アジア人珍しいよね。
自然豊かで、親切な人もいっぱいのコロンビア。
知る由もなかった姿、知って良かった姿。
コロンビアの本当の姿を知った今、「危険な国だ!」なんて言葉で片付けてほしくないと強く願う。
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