〈2014.10.16 ブルガリア・ヴェリコタルノヴォ→ルーマニア・ブカレスト〉
駆け足移動が続く東欧旅。
お次はルーマニア。
治安が悪くてドラキュラのダークなイメージしかなかったけど、ロマダンスの美しさを知ってから興味が湧いちゃった国。
お気に入りの宿を出発。
駅までは路線バス1.5BGN(105円)で途中下車。
ヴェリコタルノヴォから国際列車で簡単アクセス!
27.87BGN(1950円)。
おやつを買い込んで出発!
珍しく同乗者もいます。宿が一緒だった日本人の男性。
教師をしている彼は、「自分が見たいろんな世界を子どもたちに見せたいんだ。」ってエッセイを書いたり、動画をたくさん撮ってるんだって。
こんな先生のもとで学びたいものだ。
列車のデコレーション。
不穏・・・ルーマニアに近づいている実感。
この川を渡ればルーマニア。
出国・入国は列車に乗ってるだけでいいから楽チン。
パスポートが回収されて手元から遠く離れていくのは少々不安だけど。
さて、今回もカウチサーフィン。ホストのお家までタクシーで自力移動。
駅前にはうさんくさいタクシーがうじゃうじゃ。
相場は知ってるんだぞ!さぁ、かかってこい!
「タクシーだろ?どこに行きたいんだ?」
「友達の家。10Lei(317円)で頼むよ。」(相場は10~13Lei)
「バカいうな!30Lei(951円)だ!」
「高過ぎんだろゴルァァ!」
こんなやり取りは日常茶飯事だが、4人のドライバーと交渉したのに返って来る答えがほぼ同じ。
マジで私がバカなのか・・・?
戦場を変え、再び戦いに挑む。
途端にうさんくさい兄ちゃんに捕まる。
「タクシーか?こっちにおいで。」
むむぅ。怪しいぞ。すこぶる怪しいぞ。
目の前にはこれまたうさんくさいタクシーの兄ちゃん。
「友達の家まで10Leiって聞いてるんだけど?」
「帰宅時間で混んでるから10Leiは厳しいな。メーターだからハッキリとは言えないけど。」
メ、メ、メーターあるの?さっきの戦いは何だったの?
旅においては人より機械の方が信用できる。
タクシー兄ちゃんは意外に良いヤツで楽しくおしゃべりしながらの移動。
代金も15Lei(476円)と許容範囲。私、バカじゃなかった。
ホストのOleseaが仕事を抜け出して家に戻って来てくれていた。
仕事は夜遅くになるので、なぜか彼氏に引き取られることになった。
ということで、彼氏さんをお借りして夜のブカレスト散歩。
街や建物の説明をしてくれ、親切にもおいしいパイをご馳走してくれました。
人通りがずいぶん少なくてちょっぴり怖いブカレストの夜ですが、ごっついワイルド彼氏さんのおかげで無敵な気分。
かつて「東のパリ」と謳われ栄華に満ちた街。
それがブカレスト。
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