ピンクの色彩領域は万国共通なのか？！

〈２０１４．０９．０３　インド・ジャイプル その２〉

素晴らしきアンベール城を満喫したら、バスで街まで戻ります。

ジャイプルは通称「ピンクシティ」と呼ばれています。いやらしい意味合いじゃないよ。健全だよ。そんな訳で街中のピンクを楽しもうと思います。

小腹がすいたので手始めに有名なアイスラッシーを探しに行きます。

人だかり。いつも疑問なのだが、アジア諸国ではなぜ同じ商品を扱う店が連なって営業しているのだろう。

キタキタ！アイスラッシー30R(51円)。

あ♪ピンク♪

後味は喉が渇くくらいの甘さ。でも冷たくておいしい。

お昼ごはんを食べようと街中をうろつくも、ちょっと高めのレストランか日用品を扱うよろず屋くらいしか無い。
困った末にメインから大きく外れた細～い路地に入り、狭～いスナック屋さんでサモサ10R(17円)を食べる。サモサは安定の安さとクオリティ！

でもね、街を歩いていて気づいたんだ。

気づいたんだ。

ぴ、ぴんく・・・(´・ω・`)？

い、いや、判断するにはまだ早い。
ジャイプルが意図するピンクがなんたるかは、見どころである「ハワー・マハル(風の宮殿)」に行けば納得できるかもしれない。

なんてったって、マハラジャが宮廷女子のために造ったものだもの。女子はピンクが好きだもの。

門をくぐって、

中に入って、

見上げて、

建物に入って、

通路を歩いて、

小窓を覗いて、

街を眺める。

うーん。

うーん。うーん。

あ、やばい。疲れてるのかな。色彩感覚が・・・

↓ネットで見つけた風の宮殿のフリー素材写真。

あれ？おかしいな。目が・・・もうダメかもしれない。

この立派な表の後ろ側はペラペラ。

やりきれない気持ちで再び街歩き。

・・・いや？ピンクか？

これがピンクなのか？！

日本で生まれ育って日本の価値観で物を見ようとしていたのかもしれない。まだまだ旅人として未熟だったな。もしかしたら自分が思っているピンクが他国ではピンクではない可能性だってありうる。

現地のインド人が胸張ってピンクだって言ってんだからピンクなんだよ！

ピンクだ、ピンク！わぁ～嬉しいな！ピンクに囲まれて過ごせるなんて！！

なんだかモヤモヤが吹っ切れて気分が良くなり、ゴキゲンでピンク過ぎるメルヘンな街を歩いく。

グニュ・・・牛のう○こ踏んだ。ガッツリと大物を。

泣いた・・・

サンダルを新しく買うことにしました。オレンジ色のサンダル。

残念なことに私はピンクが好きではありません。

孔雀。

共通チケットに含まれている世界遺産の天文台「ジャンタルマンタル」に行きました。

きっとすごい施設なんだろうけど、小難しくて使用用途が理解できない。

雨降ってくるから雨宿りしたいんだけど、天文学的アイテムたちは形が奇怪すぎて隠れるには不向き。そんなスペースが無い中、複数のカップルがイチャついているという現状。

・・・なんか切なくなった。気持ち的にピンクもう○こも引きずっている。

トニーのお家に戻って、ネコに癒されよう！

夜はみんなでお手伝いクッキング！

大量のオクラ。

トニーのごはんは裏切らない！！