〈2014.08.29 インド・ウダイプル その1〉
ホワイトシティと言われる宮殿都市ウダイプル。砂漠州として有名なラジャスタンに位置するのに立派な湖が存在しています。
さて、この街のハイライトであろう宮殿に行ってみようと思う。マハラジャの生活ぶりを調査。
まずは腹ごしらえ。インドにしてはオシャレなこの街にはレストランしか見つからない。食事するには宿の屋上レストランか小洒落たレストラン・・・いや、それではダメだ、私のスタンスにそぐわない。何としてでもローカル色溢れる食堂を見つけてやる!
まだ朝早いので観光客向けの店はあまり開いておらず人通りも少ない。
人じゃねぇぇ!!
そんな楽しい散歩をしている時に見つけた怪しい小道。サモサの気配を察知した。
恐る恐る進むと・・・ありました!
インド人男子で溢れかえる簡易食堂!店先でおっちゃんが豪快に大量のサモサを揚げています。
素敵なチリソースも付けてくれました。サモサ2個とチャイで30R(51円)。コレですよ、インドの朝はサモサとチャイがないと始まりませんよ。
ゴキゲンで宮殿へ向かう。インド商人も行動を開始したようで、宮殿の入口に着くまでに少なくとも5人の攻撃をかわした気がする。
入場料は115R(196円)。カメラも準備万端。警備員に笑顔を振りまきながら入場・・・っと思ったら止められた。
え?笑顔がムカツクって?そうね、いるよね、たまにそういう人・・・泣
ま、そんな訳はなく、写真撮るならカメラ持ち込み料払えって。うーん。料金を確認すると225R(383円)・・・
なんで入場料より高いねん!しかし、写真は撮りたいので仕方がない。
メルヘンな内装になってるのかな?
そんなワクワク感は即座にぶち壊される。
実は、象に乗った侵略者に立ち向かうため、小象に見せかけて近づくという戦闘手法の一つだったらしい。ずいぶん陽気に見えるけどね。
ゴージャス!鏡に映るので自撮りが楽しめちゃう♪
そんなナルシストぶりを発揮してるとコチラの方と目が合った・・・
ひぃぃっっ!白目!!いや、金目!!
広いスペースに出てきました。カラフルな窓際の先には期待できる景色がありそうです。
ちょっと黄色がかってるのは愛嬌です。
階段を下ります。
一気に雰囲気を変えてきましたね。油断なりません。
手の込んだ艶やかな透かし窓!ビックリする!ブルーから急にコレ?この統一感ない豪華さにビックリする!
そんなギャップに動揺していたとき、少年たちが絡んできた。「Hey,どこから来たんだ?写真撮ってくれYo!」
実はここで話しかけられる前から何度かすれ違い、チラチラ目が合っていた。
写真を撮りながら3人でキャッキャしてると・・・
「Hey,どこから来たんだ?写真を撮ろうYo!」あっという間にインド人に囲まれた。少年たちの家族です。
家族写真の完成。この後も各々の携帯を取り出し、一緒に写真に納まる流れになる。
そして、帰り際、またしてもインド人家族に捕まる。「君は日本人かい?一緒に妻と娘と写真に写ってくれるかい?」なんとも謙虚なおじちゃん!もちろんだとも、なんぼでも写るよ!!
素敵な家族でした。
どうもインド人は外国人と写真を撮りたがる。彼らは外国人と写真を撮ると運が良くなると信じていると聞いたことがあるけど本当かな。ま、楽しいからなんでもいいや!
今もマハラジャの末裔が住むなんとも豪華な宮殿でした。
入口と反対側の門の先では湖を周遊するボートライドがあるらしい。マハラジャ気分を味わえるのかもね。
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