ロビーで寝るのも悪くない。

11/14 現在　＠グアテマラ・ケサルタナンゴ
スペイン語勉強中。町の人がみんなアミーゴに思えてきた！
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〈２０１４．０８．４　ミャンマー・インレー〉

インレーに向かう夜行バスの車内はミャンマーコメディ絶賛上映中♪
それに伴うみんなの笑い声よりも寒すぎる車内の冷房にクレームをつけたい。以前に凍死しそうになった教訓を活かし、ダウンを着用追加したにも関わらず凍える寒さ。贅沢するところ間違えてるよ。

早朝5:00についたインレー湖拠点の町ニャウンシュエ。バスを降りたところで入域料10US$(MMK払い可)払い、乗合バス1000MMK(103円)で宿を目指します。もちろん宿なんて決めてないのでお任せ。

でも10US$以上は絶対払いません。一緒に乗っていたチリ人カップルが目指していた宿に便乗。

確認したら「10US$の部屋あるよ！」って言われたので即決。すぐに寝てやろうと思ったのに「まだ部屋空いてないからチェックインまでロビーで寝てて！」って。

うぉぉい！！
すぐに部屋には入れないんだったらほかの宿探したわ！親切にも枕とブランケットが支給されたので我慢。ロビーにも関わらずしっかり寝てやった。

目覚めたときにはロビーに人がいた。恥ずかし！
話してみると、その日本人のおっちゃんは早めのお盆休みを使って１週間のミャンマー旅行。

「人が行かないマイナーなところに行きたかった。」って言ってるけど、しっかり『地球の歩き方』持ってるからね！宿も食事もそれ見て全部決めてるって矛盾してるから！

その人はカロー遺跡に行きたいらしい。人が行かないところに行きたいと言ってたのに「一人じゃ寂しいから。」とよく分からんことを言っている。でも交通費とか全部出すと言ってるので便乗することにした。

カロー遺跡はインレー湖の遥か山奥にある遺跡で外国人に公開されたのはごく最近。タクシーをチャーターしなければ行けない上、現地人であるシャン族もしくはパオ族のガイドを付けないといけないらしい。

タクシーチャーター45US$、入域料3US$、ガイド料5US$。一人だったら絶対行かないな。私は一銭も払ってないけどね。

タクシーはポンコツ車なので燃費がめちゃ悪い。ガソリンフルだけでは足りないようでガソリン缶を車に積んでた！

まずはタウンジーという大きな町に行ってガイドさんをピックアップ。暑苦しいおっっちゃんが登場するのかと思いきや・・・笑顔がとってもステキな吉高由里子可愛いパオ族ガールでした。

１９歳のソンちゃんはタウンジー大学の女子大生。ガイドはアルバイトでやってるんだって。民族衣装もバイト中しか着ないんだって。

ぐんぐん山奥へ進み、のどかな田園風景を楽しみます。

途中の青空市場では家畜の牛を販売中。牛肉じゃなくて牛そのものね！

進めば進むほど道はガッタガタ！ポンコツ車なのでいつか部品が飛んでいって崩壊しないか心配でたまりません。

そして到着。しかし、成り行きで来てしまったもので予備知識ゼロ。

これがカロー遺跡！！

２４００個にも及ぶオブジェたち。形は大きく分けて３種類あるそうです。それぞれに違う彫刻が施されています。

古い箇所や壊れてしまった箇所は修復されているんだけど、その修復スキルが残念なのでオリジナルと修復部分がパッと見で分かってしまいます。

中央にあるパゴダには誰か寝てる。

このエリアに住んでいるシャン族とパオ族。その陣地は川で分けられてるそう。

この馬のお腹を触ると腹痛が治るらしい。大事！ミャンマー料理のせいでお腹の調子が芳しくないもの。

シッポを触ると恋人ができるらしい。大事！とっても大事！擦り減るくらい触ってやる！！

癒し系ソンちゃん。こんなに沢山ある遺跡、圧巻ですな。

池に反射する遺跡たちがなんとも神秘的。

シーズンオフかつ月曜日ということもあり全然人がいなかったのでゆっくりできました。

最後に連れて行ってくれたのはパオ族の村。

ソンちゃんの知り合いだというばあちゃんのお家にお邪魔してお茶を頂きました。

全て竹作りのお家。この土地において快適に効率よく過ごす技術が詰まっているんだろうな。

とてもよく気遣ってくれるソンちゃんが可愛くて大好きです。カロー遺跡よりもソンちゃんに会えたことに大満足でした。