過酷な環境で出会えた落ちそうなアイツ!

10/29 現在 @ノルウェー・オスロ
ポーランドからNYの中継地点で足止め中。飛行機に乗れない…
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〈2014.07.29 ミャンマー・パアン→キンモン〉

ミャンマーといえば落ちそうで落ない岩・ゴールデンロック。むしろこれしか事前情報がないと言っても過言ではない!

そんなミャンマー代表を拝むためにゴールデンロックのあるチャイティーヨーを目指します。チャイティーヨーに行くにはキンモンという町が起点になるそうです。前日にチャイティーヨー方面の乗合トラックの時間を確認したら一番早いのが7:00でした。
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7:00にターミナル行って「チャイティーヨー!チャイティーヨー!」っていろんな人にアピールしまくる。そしたら、「え?何言ってんの、出発8:00だし!」

・・・うぉぉいΣ(゚д゚lll)早起きしたのに!!

宿に戻って1時間待機。宿のスタッフのおっちゃんたちが迎え入れてくれました。ぜーーーったい8:00ジャストに出発しないって分かってるけど、日本人ですもの。5分前行動です。

予想通り出発の気配もなく椅子を用意され「まぁ座りな!!」

・・・うぉぉいΣ(゚д゚lll)ほっこりしてる場合じゃないんだよ!

現在は奇跡的に晴れてるけど急がないと雨降るの!そうして出発したのは30分後。こんなワイルドな車で乗り合わせ。3000MMK(309円)これ、雨降ったら荷物も自分も全てが残念なことになるでしょう。
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出発から10分後。どこかの家に停車。これは嫌なパターンだ。

すると荷物が運ばれ始めた。車内と屋根上に続々と積み込まれる食料と飲み物。よくそんなに積めるなー。と感心するくらい長い時間作業しています。乗客のみんな待ちぼうけ。
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再出発は9:00。さすがローカルな乗り物!そして途中の細々した町でお客さんが乗ったり降りたり。もちろんみんな大荷物。目の前のお姉さんかっこいいポーズで寝ていた。
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そうしてる間に雨が降ってきた。ほらー、早く出発しないからー。(もちろん出発時間に限らず雨は回避できない)

外側にいる人ベッチョベチョ!雨よけのカバーはあるものの私も背中が濡れてきた。雨止まないかなー。途中で乗ってきたおばあちゃんの密着攻撃に耐え切れなくなる頃・・・

「着いたよ!」って降ろされる。うーん、ココドコ??チャイティーヨー??

「ここチャイトーだよ!」

なにそれ!惜しい。名前惜しいわ!どこやねんそれ!!

トラックは去り、取り残された私はバイクタクシーの攻撃を受ける。4人が「どこいくの?タクシー!タクシー!」と合唱。聖徳太子じゃないから全部聞き取れないよヽ(`Д´)ノ

「チャイティーヨー!キンモン!!」「キンモンまで60Kmだけど?」

ななななんと!!Aさん3000MMKね!高いわ!Bさん2500MMK。うーん。Cさん2500MMK?おっ、Aさん2000MMK?OK、Aさんに決定!

オークション成立。Aさんバイクでバビューン!!めっちゃ早い。雨は小雨になったから濡れる不安はないんだけど、顔にぶつかる粒がかなりの衝撃で痛い。

Aさんがコミッションをもらっているであろうシーサーゲストハウスに到着。2000MMk(206円)渡したら、「え?本当に2000MMKだけかよ!」って顔した。ちょっと上乗せしようかと思ったんだけど、雑な運転によってバックパックをベチョ濡れにされたから却下。

まだお昼過ぎ。そして、晴れているのでチャイティーヨーへ即出発決定!しかし相手は山だ。雨は回避できないだろうからゴアテックスのレインウェア持参。12:30頃チャイティーヨーまでのトラック乗り場に行くと乗客はチラホラ。

トラック満員にならないと出発しないので、目の前の食堂でランチ。フィッシュカレーを注文したのに出てきたのポークでした。私がムスリムだったら宗教戦争勃発ですね。

満員になったのは13:30。最終的にはこれでもか!って言うほど積み込まれます。
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そうこうしてる間に雨が降って来た。みんなレインウェア装着。トラックの山登りスタート!これが揺れるのなんの!しがみつくのに必死。
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雨に打たれながら山道をグネグネ登っていく感じはアトラクションです。アトラクションと思えば片道250円が安く感じます。

登るにつれ激しくなる雨。着いてもないけど帰りたいって思ってしまうほど過酷。オンシーズンだったら途中から山登りしなきゃいけないんだろうけど、ほぼ頂上まで連れてきてくれました。
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もうすでに全身グチョグチョ。試練だ。修行しに来たんだっけな?

ゴールデンロックを拝むためには外国人入域料6000MMK(618円)払います。
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霧の中に入口見えた!ここで靴を脱いで裸足に。
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タイル部分はめっちゃ滑ります。霧がかってて先が全然見えない。
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ミニチュアもあります。万が一落ちてきても避けれそう。
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そして・・・現れました、落ちそうな岩!
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観光客いなーい。一緒に乗ってきたヨーロピアンがはしゃいでいます。
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下から見てみると半分以上飛び出しているように見える。本当になんで落ないのか不思議で仕方がない。
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だけど、はしゃぐヨーロピアンが落としてしまうと危険なので支えてあげましょう。
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写真を撮るにも地味な雨が降っていてレンズが濡れてうまくいかない。落ち込んでてもこれが現実です。考え方を変えましょう。

雨季はシーズンオフです。しかし!富士山とは違って年中ここに来ることは可能なんです。車だって1日に何便も出てるし。さらに、人がいないから岩の単独写真を撮ることが簡単です。この霧がかった空気がなんとも厳かですね。加えて、雨に打たれるという試練まで与えてくれる粋な計らいです。

晴れでも雨でもこの岩はここにあります。3度ここに来れば願いが叶うという。

えーっと・・・1回でいいや!!

さて、帰りもトラックがいっぱいになるまで動き出しません。仲良くなったフランス人の女の子はヤンゴンへ16:00発のバスで戻る予定だったらしいが、この時点でアウト。スケジュール通りにはいかないよね、ここミャンマーだし♪
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帰りもギュウギュウ。下りの方がアトラクション感は薄かった。16:30に町に帰還。いやー疲れた!
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晴れの日にまた来たい!・・・なーんて今のところ微塵も思いませんが、行けて良かった!行ってよかった!

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