〈2014 12.15 メキシコ・メキシコシティ→グアナファト〉
到着時の恐怖感から一転、すっかり気に入ってしまったメキシコシティ。
だけど、いろんな町が見たい欲張りさんなので、旅人が大絶賛しているグアナファトという町に行ってみることにした。
大好きな宿のルームメイトと熱いハグをしてお別れ。
チリ人のマルコ、良いヤツだったなぁ。カッコ良かったなぁ。
北バスターミナルへ向かった。
何度も言っているが、メキシコのバス料金はすごく高い。
Primera Plusというバス会社は良心的でネット予約10%OFF。それでも549ペソ(4666円)。
熱いハグをしてから数時間経ってるのにっずっと身体が熱い。
うーん。恋しちゃったのかな。
頭がボーッとする。
おや?
なんだか関節も痛い。
グアナファトに到着した6時間後には意識朦朧、歩くの精一杯。
恋ちゃうわ。風邪やわ。
それでも移動は路線バスに乗り、自力で宿探し。
最初に見つけたドミトリー130ペソ(1105円)の宿に息も絶え絶え辿り着いた。
暗いし、換気悪いけど選んでる余裕はない。
そのままベッドにダイブしたいところだが、動けなくなる前に食糧調達!
隣のパン屋で大人買いして、エネルギー補給を終えて、即死。
〈2014 12.16 メキシコ・グアナファト〉
夜遅くに着いたのだろうか。
ドミトリーには大柄な兄ちゃんが3人寝ていた。
いびきうるせぇぇ!!頭に響くんだよ!!
体調はすこぶる悪い。昨日よりずっとひどい。
高熱に頭痛に吐き気倦怠感に関節痛。トイレに行くのもヨロヨロ・・・
しかし、ここを出た方が良いと悟った。
本気で治すなら環境は大事だ。
イビキ野郎がいる空気の悪いおんぼろ宿では治るものも治らない。
そう察知した私は道端で倒れるかもしれない覚悟でバックパックを背負った。
朦朧とした意識の中で目に入る景色は・・・
とってもカワイイ!なんなのこの街!?
石畳のシックな通りにアンティークなお店、カラフルな家々♪
でも、今は宿の看板に集中だ!
4件ほど回って最後に辿り着いたお宿。
150ペソ(1275円)のドミトリーで、明るいし風通しもいいし、ベッドのクッション性もそこそこ良いし、なによりスタッフのおばちゃんが優しかった!
もはや焦点を定めることすら出来ない私の視線を即座にキャッチして安静にさせてくれました。
せっかく素敵な街に来たのに外に出れないなんてもどかしい!
憎き風邪めっ!とっとと追い出してやる!!
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