〈2015.03.18 ナミビア・オプウォ→パームワッグ〉
マリアのおかげで最高の思い出ができました。
去り行く後ろ姿に手を振る。
次の目的地の前に、すごく気になってたローカルマーケット!
一見スラム街・・・
どこにでもある日用品屋さん。
【閲覧注意】
グロ画像がダメな人は見ないでね!!
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肉の販売方法がワイルドすぎる!
釣られた肉の傍の地上に捨てられているのが・・・
これはアカン!ヒンドゥー教徒が見たら卒倒しちゃう!
「さぁ、私を撮るのよ!」
あ・・・はい。お美しいことで・・・
お腹が減った。なんか発見。
揚げパンみたいでウマイ。1個1NAD(10円)。
市場には見たこと無いものがいっぱい!
「コレ何?アレ何?」
外的刺激に興味を持ち始めた2歳児のように質問攻め。
おぉ!肉だ!!
「お姉ちゃん、コレちょーだい♪」と焼けてる肉を無視して、美味しそうなやつを予約。
うまいこと頼むよっ!
10NAD(99円)。うまぁぁぁ~。
そこで頭を捨てられてた牛かも?・・・ごちそうさまでした!
今までの旅で一番楽しい市場だった!
今日の予定は主に移動のみ。
目標はできるだけ南下すること!
オプウォの町を出ると、即オフロード。
今までの快適なドライブから一転。
舞い上がる砂埃が凄まじい。
対向車が通った後は目の前が真っ白。
牛の大群も登場するし・・・
それでもまぁ順調に先に進んでいた。
だが、どんどん悪くなっていくロードコンディション。アップダウンも激しくなっている。
きちんと地図は見ていた。だけど、見ていたのは距離だけ。高低差なんて微塵も念頭になかった。
跳ねまくる石。ガラス割れちゃうよ!
登っては下りを繰り返す悪路。前方が見えなくなるほどの急斜面。
マジでヤバイ。写真なんて撮る余裕一切なし。
・・・シャレにならないぞ。
追い打ちをかけるように警報が鳴った。
ガソリンが切れる・・・
一番近くの町まではまだかかりそうだ。
距離的には近くてもこの高低差が続けば実質距離はまだまだだろう。
・・・
・・・
いやだ。
こんなとこで遭難なんて。
車内には何の会話も無い。しかし、想うところは同じ。
頼む・・・耐えてくれ・・・
願いが通じた。
近くの町の所在を示す看板。
予定外のルート外だけど、そんなこと問題じゃない。
やったぁ。ガソリン給油できる。
ようやく訪れた安心感。みんなもホッとしておしゃべりする余裕が出てきた。
警告は既に3回鳴っていた。初めのの警告から約50kmは走っている。
すごいなぁ、この車。
視力2.0の私が頑張って目を凝らしても全く何も見えない。
不安再出。
それから約15分後、家が見えた!町発見!
ガソリンスタンド発見~~(´;ω;`)警告音鳴ってから80km以上走ったんじゃ?
満面の笑みで「ガソリン満タンで!!」
「いや、すまん。今ガソリンがタンクに入ってなくてねぇ。あと3時間かかるかな。」
・・・(;゚Д゚)!!
でもでも!ガソリン自体はあるというので良かった!
スタンドの先にあるロッジで休んでなさいと言われる。
急いで焦ったって仕方がないので、言われた通りロッジにお願いして休憩させてもらった。
今が14:00だから3時間待つと17:00。
南下経路はあまり先まで進めないだろう。
1時間半後、「もう準備できたかもよ?」ロッジのお姉さんが声をかけに来てくれた。
その言葉通り、スタンドのおっちゃんが笑顔で「待たせたな!」
お、おやじぃぃ~やれば出来んじゃん!仕事早いじゃん!
突然現れた珍客。
そんな私たちに笑顔で手を振って送ってくれたこの町のみんな。
偶然だったけど、この町の穏やかな優しさに触れることが出来て嬉しかった。
気持ち新たに再出発!
こんな砂利道も今は希望の道に見えている。
坂道もほぼ無く、景色を楽しむ余裕ができた。
キリンも会いに来てくれました。
日暮れが近づく18:00。小さなパームワッグという町に唯一あるロッジのキャンプサイトに宿泊。
キャンプで180NAD(1783円)は高いけど、相応のクオリティ!
野たれ死ぬかと思ったけど、生き抜けて良かったぁぁ~。
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