日本帰国!

ひとりごと

〈2015.03.31 日本・大阪→京都〉

今までこんな緊張する入国が他にあっただろうか。
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1年振りの日本。
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入国・・・違う、”帰国”審査は一瞬。管理官の無表情さに心が冷える。

ターンテーブルに荷物が流れて来た時は心底ホッとした。ハプニング続きだったので全てが不安要素だった。飛行機墜落の心配とかね・・・

さて、問題が税関。日本人であればほぼスルー出来るポイント。

え?そんなに怪しかったの?
パスポートチェックを受けるなんて初体験。

さらに、入出国スタンプ数の多さとアフリカからの帰国ということで綿密な荷物チェック開始。バックパックの中身全出しチェックです。

どこの国に行ったのか?
どれくらい行ったのか?
どんな過ごし方をしたのか?
これから仕事はどうするのか?
一人で大丈夫だったのか?
どこの国が楽しかったのか?

・・・

・・・後半からは完全に兄ちゃんの興味本位の質問やん。

恥ずかしいほど細部までチェックされたことにより、気まずい雰囲気になる瞬間があったのは言うまでもない。
でも、帰国して最初の「おかえり」を言ってくれた彼に、危うく惚れてまいそうでした。
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なけなしの30US$を換金して京都へのバスチケットを購入。
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空港出発前に家に電話しなきゃ!

「おかえり」・・・ずっと聞きたかった。
「ただいま」・・・ずっと言いたかった。
怒られるのを覚悟してたから、ウルッとしちゃった。

帰国したいと思ったことは何度もある。でも、変にプライドみたいなのがあって一時帰国は絶対にしたくなかった。
最終的に自分の望んだ形での帰国じゃないけれど、生きて帰ってこれてバンザイ!

バスからの景色を片目に、旅で過ごした日々や旅で出会った友との日々を振り返る。
夢のような時間だった・・・いや、夢なんかじゃない!

夢のままで終わらせることだってできた。
だけど、やっぱり掴みたかった。自分の手で。
幼い頃にイメージした世界一周はリアリティのカケラもなかった。所詮は憧れでしかなかった。

なのにね。世界一周しちゃった!
かつて人見知りでビビリだった私が。

自分で稼いだお金と少しの勇気があればいい。笑顔が加わればもう最強。
この3つで世界中に足跡と絆を残すことができた。

また、いつか・・・またいつか必ず旅に出よう。
懲りないヤツと笑われても、私はずっと世界に恋し続けるに違いない。
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またいつかバックパックを背負って、自分の足で世界の大地を踏みしめよう。

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