〈2014.10.01 ジョージア・トビリシ〉
Shota Rustaveli Aveを挟んだ宿の向かいはオペラハウス。
なんとも華やかな雰囲気が漂うトビリシ。
でも、ちょっと怖かったんだ。
前日の夕方ちょこっと街歩きをしたとき、なんとな~く旧ソ連のダークさが漂っていた。
すれ違う少年たちはフードかぶってオラオラ歩いてるもんだから、ついつい身構えてしまう。そのオラオラが他人に向けられるとしたら珍客アジア人であろうことが容易に想像できるし。
だけど、今はビビらないぞ!太陽が眩しいほど街を明るくしてるんだもの!
国会議事堂。
こういう国の象徴たる政府機関を間近に見るとワクワクしちゃう病気。
少し歩けばロータリーのある自由広場。
中央の塔に黄金に輝いているのは、ゲオルギオス(ジョージア語:ギオルギ)さん。
ドラゴン退治で名を馳せたキリスト教の聖人。ジョージアでは守護神として愛されているそうな。
そんな彼に背を向けてなんとなく西へ進むと、歴史感漂うの~んびりした並木の道が登場。かわいいパン屋さんやお土産屋さんがとっても楽しい♪
ウキウキしてきたので小道に入りまくって散策してたら、物乞いのおばあちゃんに追いかけられた。
ばあちゃんを撒くため急ぎ足で進んだその先には立派な教会がたたずんでいた。
シオニ教会というその教会は、とてもシンプルではあるがグルジア正教の総本山。
たくさんの信者が日々足を運ぶ荘厳な場所。
敷地自体はそんなに広くはない。だけど、穏やかな空気が流れていて心地よい。
だけど・・・
その敷地手前の階段からとても強い視線を感じる・・・
ば、ば、ばあちゃん!!
まさかの物乞いばあちゃんでした。やべー、なんか仲間増えてるし。
危機を悟ったため、裏門からこっそり脱出成功。
そこから当てもなく歩き続けると、住宅街出現。
坂道が見えたので登りたくなった。
しかし、ローカル感ハンパないので、登った先が行き止まりだった場合は気まずい。
登り切った先は公園でした。
ボタニカルガーデン入場料1GEL(63円)
導かれるように隣にあったナリカラ要塞へ。
教会を囲むようにそびえる要塞の壁。
その端の丘にに神々しく輝いて見えるものがあった。
あれ、近くで見たい!
こんな小道をそそくさ登って、岩をよじよじ登って・・・
冒険心が踊り出しちゃう。一人勇者ごっこを楽しかったー!
夢中で遊んだのでお腹が減る。
パンを買って広場の噴水前で食べていると、いかついオヤジどもが絡んできた!
勇者は身構えた。
・・・
「ヘイ!一緒に写真撮ってくれよ!」
勇者のオーラはジョージアオヤジどもを魅了した。
引き続き勇者ごっこで遊んでると、あっという間に日が暮れる。
とりわけ見どころってものはないけど、なんとなく楽しめるトビリシでした。
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