〈2015.02.21,22 ブラジル・ポンタポーラ→ボニート〉
交通費節約のためにイグアスからパラグアイ経由してポンタポーラに来たものの、すこぶる体力と時間を消費したためベストな選択とは胸張れない。
遠回りし、めちゃくちゃ手間をかけたけど、本来の目的地ボニートへ向かう。
ポンタポーラからボニートへは1日1便直行便があるから楽チン。60BRL(2505円)。
治安が悪いことで有名なブラジルですが、田舎の方は全くそんなこと感じない。
ブラジルに限らずどこの国だって田舎は平和。
ボニートは小さな町。
町外れのバスターミナルからだって徒歩ですぐに中心部に行けちゃう。
こんな小さな町にイグアスから体力崩壊するほど頑張って来た理由。
・・・
川遊び。
・・・
えっ、それだけ?
・・・
はい、それだけです。
でも、それが重要なんです。
周囲に点在する自然が生み出した、ボニートを起点とする川遊び系エコツアーが素晴らしいとのこと。
ボート下り、カヤック、トレッキング、鍾乳洞や滝観光など・・・
中でも清流シュノーケリングの破壊力がハンパないらしい。
どういう意味か?
これは行ってからのお楽しみ!
そんな清流で破壊されたい私はさっそく町の旅行社のリサーチを始めた。
「すみません!ツアーの申し込みをしたいんですけど!」
「えっと・・・英語はちょっと・・・」
「え・・・ポルトガル語はちょっと・・・」
「・・・」
「ス、スペイン語でもいいでしょうか?」
「えっ・・・」
スペイン語で良いとは言われてないけど、他にコミュニケーションツールが無い。
交渉において、勢いと強引さは必要だ。
しかし、思った通りけっこう通じる。
さすがは兄弟言語!
町にある旅行社を片っ端からスペイン語で制覇。
ひととおりリサーチした結果、やはりブラジル・・・
ツアー料金高すぎ!!
2か所くらい清流シュノーケリングに行きたかったが到底無理。
なので、清流シリーズの中でも一番の透明度を誇るという『プラタ川』に絞った。
乗り合いバンの空きやツアー日程の都合などで旅行社を絞り込み、残るは値段交渉。
一番融通が利きそうな人に的を絞った。
しかし、英語もスペイン語も申し訳程度にしか通じないのが問題。
そんな彼はスマートフォンを取り出した。
「話して!」
スマホを私の口元に近づける彼。
・・・なるほど、グーグル翻訳か。
ポルトガル語と日本語が響きわたるオフィス。
決着。
ツアー基本料金+入場料+バン送迎料で202BRL(8435円)!
基本料金値引き以外にも、不要なランチ代40BRL(1670円)を外してもくれた。
世話になったね、ありがとうブラザー!
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