〈2014 12.31~2015.01.01 コロンビア・ボゴダ〉
旅に出てから9カ月。
年末年始を迎えるのは予想だにしていなかったコロンビア。
キリスト教国家においては年越しの重要度なんてクリスマスの足元にも及ばない。
そんな環境下でも正月という1年で最大の節目を無下にできないのが大和魂。
モチもない。おせちもない。お年玉もない。
だけど、一人じゃない!!
盛り上がりに欠けるくせに年末年始はいっちょまえにどこも休業。
す・る・こ・と・な・い!!
とにかく計画していることはカウントダウンの花火を見に行くことだけ。
うーん。どう時間をつぶそうか・・・
そんなときは、やっぱ映画だね!
日本に興味を持ってくれているマリオが日本映画が見たいというので、『舞妓Haaaan』と『Shall we dance』の二本立て!
まぁ、だらしなくテレビやネットするのが年末年始の定番だよね。
スーパー休業前に買い占めた酒とつまみで祝杯!
そんなことしてると、仲間が増えて宴会になるのも定番。
23:50。
外に繰り出し、街でひときわ目立つビルが見える位置にスタンバイ。
10,9,8,7,6,5,4・・・
3トレスッ!
2ドスッ!!
1ウノーーーーーッッッ!!!
Feliz Año Nuevo!!!
盛大とは言えないけど、ローカルなコロンビア人も年越しを楽しんでいるよう。
近くにいた若者と酒を飲みかわし、ウーイエェエーイ!な感じになる。
その中の一人に「君みたいなアジア人が好きだ!」と新年早々告られ、悪い気はしない。
可愛い子どもたちと目が合ったので話しかけてみた。
やはり日本人が珍しいようで・・・
「日本語で名前を書いて!」って流れになった。
ひととおり楽しんで、宿に戻るやいなや・・・
「Hey!!クラブに行くぜ!朝までダンシング!!」
さほど宿のみんなと交流していたわけではないけれど、その誘い、断る理由が無し。
「もちろん踊るぜ!オールナイッ!!」
10人以上の大所帯。
日本人、ポーランド人、チリ人、ドイツ人、アルゼンチン人、リヒテンシュタイン人・・・
みんなで踊れば兄弟さっ!
踊ったね。いやー、踊ったわ。
一部ラブラブモードになってる方もいましたが、気にならないほど一心不乱に踊ったね。
早朝5:00。
疲れました。お先に帰ります。
夜が明けきらぬボゴダの街、冷静に考えると危険すぎ。
海外で正月を迎えるのは実は初めて。
まさか、真夜中のコロンビアの街の中心でシャンパン開けた後に踊り狂うことになるとは。
人生っておもしろいね。
その当時に書いたリアルタイム記事。
自分らしく、チャンスに恵まれる1年にしたいと願った2015年のスタートでした。
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