〈2014.09.12 インド・バラナシ〉
いつのまにか大好きになっているバラナシ。
あんなに疲れて、インドこのやろー!ってなってたのに不思議。
バラナシのインド人も例外なくめんどくさいんだけど、なんか可愛くって許せちゃう。
ガンガーのような壮大な心を手に入れたようです。
道を阻む神の使いを蹴散らすところからバラナシの1日が始まります。
やっぱり、カレーかけるのね。
愛想の悪いラッシー屋のお兄ちゃんは本日お休みでした。
街を歩いていると「ヘイ!ココ!バザールでゴザール!ダボダボパンツ!ヤスイヨ!」と途絶えることなくお声掛け頂きます。
ガートエリアに入り込めば、「ヘイ!ボート500R!ドネーション!ポストカード!ヤスイヨ!」と素敵な笑顔に囲まれます。
つまり、常に人気者になれるのです。(勘違い)
ガートを歩いていると間違いなく勝手に道案内を買って出るめんどくさい人に絡まれ、マルカルニカ・ガートに連行されるハメになる。
インド中から集められた遺体を24時間絶え間なく焼き続けている超有名な火葬所。ここで葬られることはヒンドゥー教徒にとっての最大の願いであり、誇りである。
火葬される場所や火葬時に死者が身にまとう衣装はカースト制によって区別されているらしい。カーストからの解脱を願ってこの地にやって来た死者たちは最後の最期までカースト制に縛られるという辛い現実。
もちろん火葬場で働く人もカースト制に縛られている。人が嫌がる仕事、つまり、低カーストの人々だそう。
煙が上がり続け、溢れるほどの薪に囲まれ、犬が行き交うこの光景は異様だ。火葬待ちの死体が絶え間なく到着するので常に大忙し。
さらに、写真撮影厳禁で有名なこの場所。
「おい!写真撮るなよ!」「お前写真撮ろうとしているだろう!」と歩いているだけで怒られる。手には何も持ってないのに。
ちなみに、そんな彼らの手にはカメラ付携帯・・・
そっくりそのまま、その言葉返してやるわ!
この場所でトラブルになる旅人は多い。以下に事例を挙げておく。
1.ドネーション(寄付)
「この薪を準備するには多大な金が必要なんだ。ここには絶え間なく死者がやって来る。さぁ、助けるつもりで寄付をするんだ!どの観光客も寄付をしてくれる。ほら、ここに名前と金額を書くんだ!」
2.ガイドⅠ
「ほら、ここが有名な火葬所だ。ここは~(説明長々)~。観光客はこんな奥まで来れないんだぞ!特別だぞ!さぁ、ガイド料だ!・・・いやだと?じゃぁ、オレの店に来い!安くするぞ!」
2.ガイドⅡ
「ほら、ここが有名な火葬所だ。ここは~(説明長々)~。観光客はこんな奥まで来れないんだぞ!ここなら写真を撮ってもいいぞ。さぁ撮るんだ!・・・ふふふ、写真を撮ったな!許されないぞ!罰金だ!!」
3.見晴し台
「ほら、この建物を見てみろ。これは3階建てになっていて牛小屋としても使われているんだ。一番上からは火葬場の全体像が見えて良い眺めだぞ!ん?もちろん金は要らないぞ。オレはここで待ってるから登って見て来い。(・・・数分後・・・)隠れて写真を撮っただろう!バレてないとでも思っているのか?逃げられると思うなよ。罰金だ!!」
・・・
・・・
きっと・・・
きっと他にもいろいろ手口はあるのでしょう。
以上、旅人間で有名な手口集でした。
この4つの手口に遭遇した訳ですが、もちろん写真は撮らなかったし、神道の私にとってヒンドゥー教徒の火葬費なんて知ったこっちゃないので、もちろんお金は払いません。
本当に写真を撮った知り合いは本気で追い掛け回されたらしいので要注意。
愉快な火葬場の人々は無視して、お散歩を続けましょう。
感動のハト救出劇でした!青年にみんなで拍手!!
お祈りしてる姿は万国共通で美しい。
・・・にしてもやで、地べたで乾かすって・・・
・・・
ちょ、ちょっと!!
絶対に宿のシーツやん!インドにしては珍しい白いシーツ。
・・・観光客のみなさん、つまり、現実はこうなっていたようです。
ちなみにうちの宿は柄シーツだからね♪
地べたに干して汚れても目立たなくて安心だよね♪
オススメですが、ナンを頼むと時間がかかります。
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