〈2014.10.06 トルコ・ギョレメ(カッパドキア)〉
ふと目が覚めて窓の外を見た。
そうだ、ここはカッパドキアだ。
朝7時を過ぎて外はすっかり明るくなってしまったが、もっと近くで見たい!
ベッドを飛び出して丘を目指した。
カッパドキアと言えばこの景色!
しかし、乗りたいとは微塵も思わない。高いところはニガテなのだ。
宿に戻って朝ごはん。そして、荷造り。
この期間どこの宿も満員御礼らしく渋々遠方へお引越し。
去り際に、「送って行くよ!その後デートしよう!」という宿のオーナーの愉快なお誘い。
デートじゃなくて宿に泊まらせて下さい。
宿に行くまでの道中でレストランの人に捕まる。
「ちょっと寄って行きなよ!キミと話したいんだ!」
荷物重いんだから放っておいてくれませんか。
新たな宿のオーナー、お前もか。
「今日はどこ行くの?車がないとどこも行けないよ。僕が連れて行ってあげる!」
いや、一人で間に合ってますんで。
ずいぶんモテる。きっと日本人だからだろう。うぬぼれないぞ!
荷物を置いて、レンタバイク探し。宿から中心地へ向かうには一本道。
はい、捕まった。
「あ!さっきのキミ、チャイ飲んで行きな!」
「あぁ・・・ありがと」
紅茶ヲタクとしてはチャイの誘いだけは断れない。
ハッサンという彼は、昔に六本木のケバブ屋で働いていたとか。
クラブ帰りの朝はケバブでしょ!「その節はお世話になりました。」と深々お礼。
長々続くハッサンの話から逃げるタイミングを伺っているところに、日本人の3人組が登場!
ローズバレーにトレッキングに行くとのことで、即決で混ぜてもらうことになった。
わーい(∩´∀`)∩
日本人のお友達できた~♪
直訳すると『薔薇色の谷』。夕日に染まる様子が一番人気のスポットなんだって。
お日様サンサン、真昼間だけど薔薇に巡り合えるのか?
え?これ道あってるの?先に進めるの?
なーんて言いながら歩くなんて一人じゃできないから楽しい。
岩だけじゃない。谷には意外に緑もたくさん。
ブドウ。
実はワイン栽培に適しているそうで、ワインの産地でもある。
こっそりブドウをつまんで食べてみた。とてもおいしかった。
薔薇です、薔薇を見つけました!
岩肌にできたピンク色の層が薔薇色の美しさと評されている。
既に黄色も見えるが、朝日や夕日に照らされると色も表情も変わっていくらしい。
断崖絶壁。下を見るのはやめよう。
遠く遠く。山のテッペンになびく旗を見つけた。
テッペンとったぞー!
大地が空気が気候が・・・自然が創り出した壮大な景色。
地球に生きてるんだな。
こんな景色も”私の知っている世界”の一部になっていくんだ。
コメント