〈2015.02.04 ボリビア・ラパス〉
夜は出歩いてはいけません。
どこの国だってそうです。ましてや南米はなおさら・・・
出歩いちゃった。
夜にしか得られないものがあるから。さすがに一人じゃないけどね。
おおまかな地図で確認した後、すり鉢状のラパスの街を上へ上へ。
『キリキリの丘』というネーミングセンスに欠ける場所を目指す。
近付いてはいるものの、民家が多すぎて道が入り組みんでいるので方向感覚を失いそうになる。
そこで、通りかかる人に片っ端から声をかけまくる。
道を聞くのが表面的な理由だけど、防犯的な意味合いもある。
つまり、先手でフレンドリーに接することで仲間意識を芽生えさせて戦意喪失させる心理作戦。
効果あるか分からんけど・・・
フレンドリー作戦で一人のおっちゃんを味方につけて目的地まで無事到着。
その丘から望むのがこの絶景!
すり鉢構造だから実現できる素晴らしい夜景は旅人の間では外せない憧れスポット。
見下ろす夜景は数多く見てきた。だけど、見上げる夜景は初めてだと思う。
計算し尽くされたような満月のポジショニングと明るさ。
とてもロマンチックな場所。
自分もロマンチックムードになるには愛しのダーリンが必要だ。
しかし、どういう訳だかココにいない。
ココにいるのは陽気な旅仲間だけ。
・・・ロマンチックのカケラも無ぇな!
ま、楽しいからいっか(*´ω`*)
月明りに照らされて、新たなパワーをもらった気がする。
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