2/1 現在 @ペルー・クスコ
かなりお金を消費したペルーとサヨナラ!ボリビアに向けて出発♪
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〈2014.08.21 スリランカ・ネゴンボ〉
スリランカ最後の日。天気は大雨。
こんな日は宿にひここもってボーッとするのが懸命なのですが、ひと仕事しなければなりません。
そうなんです。警察署に行かなければなりません。盗難に遭ったスマホちゃんを保険でカバーするためには“盗難証明書”とやらをもらわなければならないそう。
警察署まではバスで。バス停でバスを待っているときヨーグルトを食べながらトゥクトゥクドライバーが話しかけてきた。
「携帯盗まれたの?かわいそうだね。ちなみに警察は金を渡さないと働かないよ。200R(156円)が相場かな~。」
いやいや、そんなことサラッと言うもんじゃないよ。つーか、相場ってなんだ?
絶対払わないぞ!時間かかっても粘ってやるぞ!
そうして悪質な警察に到着。受付でお姉さんに事情を話したら、ある部屋に連れて行かれました。そこで構えるおじさん。
携帯で電話してます。めっちゃ待たされます。でもこれくらいなら平気。よくあることです。長~い電話が終わり、事情を話します。
そして、おじさんが放った一言。
「盗難レポートは作れない。」
な、な、なに?!?!そりゃ困るよ、おいちゃん!!
盗難レポートは“犯罪”として、被害者と加害者として裁判を起こし、裁判で勝ってからしか作成できないと。
さ、さ、裁判っすか?!
「裁判するかい?」
犯罪者・ピクチャーマンの居所なんて知らないし!捜索から始まるの?のんびりスリランカが捜索から始めて裁判だなんて何年かかるの?スリランカから出られないじゃない!?
そりゃ困るよ、おいちゃん!!
すると、おいちゃんは「紛失レポートなら今作れるよ。」って。
なーんだ。代替策あるじゃん。よく分からないけど何かしら保険会社に提出する様の書類は必要なので、腑に落ちないけど紛失レポートをお願いすることにした。
スマホを失った時間や行程、場所などをおっちゃんが言うように書いていきます。
そして出来上がった紙を警察署の外のコピー屋さんでコピーします。・・・なんだそれ、コピーくらい警察署でしてくれよ。しぶしぶコピー5R(3.9円)を払い、紙を握り締めて戻る。
すると、「次は別の部屋に行け」と。言われた通りの部屋に行ってまた待たされる。
めっちゃ待ったのに「別の部屋だよ。」と言われる。
仕方がないので向かいましょう。
するとその場にいた人がまた別の部屋に導きます。たぶん一番偉い人の部屋。でも忙しそうだったからなのか、また別の部屋に連れてかれます。
たらい回しです。
そこで構えるおばさん、めっちゃ感じ悪い。
全て内容を書いた紙を渡してんのに「どういう問題?」から始まります。
読めばわかるやろボケ!またイチから説明。
人が説明してんのに、途中で電話したり、今やらんでいいやろ!っていうようなファイリングをしたりします。これ、我慢強い私でもマジで殴りたくなるよ。
どうでもいいことを散々またせた挙句に放った一言。
「このレポートは不完全だから受け付けられない。」
アレもコレも足りないと憎たらしく指摘してきます。
「おいちゃんに言われた通りに書いたんだけど?」って言ったら、ため息混じりで「こんなのダメに決まってるでしょ?やり直して来い。」って突き返されました。
今から書き直し?指摘した割にその人が理想とする書き方を説明するわけでもない。私には時間がない。
くそったれ!おいちゃんに何とかしてもらうしかねぇ!
・・・って向かったらいないし!
隣の部屋を覗くと、手招きされた。
そこの人に「レポート言われた通りに作ったのに、あんのクッソババアがやり直しとか言いやがるんだけど。」と苦情。
「いや、これ十分だけど」
「まじ?サインもらえるの?」
「もちろんさ!」
良かった(*´∀`*)すぐにサインしてくれるみたいで安心してその場で待つ。
だけど・・・作業している気配がしない。もう疲れちゃったので、お金渡してしまおうかと思ったけど誰にどのタイミングで渡せがいいのかわからない。
謎の長~い待機時間。完全に私のレポートは机の横において、これまたどうでもいい封筒を閉じる作業とかしてる。
今やらんでええやろ、ボケ!
イライラはつのるばかり。ゆーっくり、ゆーくり、ダッラダラ。事務のおばちゃんに至っては居眠りしてるからね。
どこからのよーいドンもなく、ふと思い出したようにやっとこさサインした。
もう誰の判断とか裁量とか把握できてないでしょ?
とりあえず形になるものは手に入れたので一安心。帰り際、おいちゃんに呼び止められた。
「サインはもらったかい?」
「はい、完了しました。(あんたが消えるから大変ややこしいことになってましたけどね!)」
バスを待ってる間、トゥクトゥクドライバーに絡まれる。きっと暇なんだよね。しゃべり相手欲しいんだね。でもね、あたしアンタの相手するほど心に余裕ないから!待てどもバスは来ないので歩いて帰ってやる!!
宿に戻ったらもう夕方。警察署の中だけで2時間以上かかったからね。
スリランカ最後のごはんはもちろん大好きなマリーさんのお店で。なんでも笑顔で話を聞いてくれたマリーさん。優しかったな、ありがとう。
最高に愛想の悪い兄ちゃんが作ってくれたフライドライスおいしかったよ。
「来年来るんでしょ?必ず寄ってね。忘れないでね!」って言ってくれる。来年の可能性は低いけどまた来るよ!
出発まで宿のロビーでダラダラしてると、宿のスタッフさんが「ウィスキー飲むか?」と言ってきました。なんで私がウイスキー好きなの知ってるの?しかし酒は我慢・・・ありがたくオレンジジュースもらいました。
22:00前、約束を取り付けていたお昼に会ったトゥクトゥクドライバーの愛称ヨーグルティが迎えに来ました。空港まで500R(390円)。遅い時間にありがとうね。
インドに着いたら連絡してねと携帯番号をくれました。事件もあったけどとってもいい時間を過ごしたスリランカ。
去るんだという実感が湧くと共に寂しさで胸が熱くなった。たくさんの笑顔をくれた。人懐っこいよね、みんな。素晴らしい景色をありがとう。
欧米人・アジア人が一切いない飛行機に不安を抱えながら、いよいよずーっと憧れていたインド上陸です!
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