あ、好きだわ。このインドが溢れる感じ。

〈2014.09.09 インド・バラナシ〉

もちろん予定時間を大幅に遅れて到着した。

バラナシです。

あの有名な聖なるガンジス川(ガンガー)を拝みにまいりました。

アーグラの駅で出会った日本人女子エリちゃんと合流。駅を出るや否やリキシャに囲まれる。

いつもの戦いを経て、サイクルリキシャ50R(85円)で決着。ただし、ガンジス川近くは路地が狭くてとてもリキシャなんて通れません。ゆえに、分かりやすい大きな交差点を目指します。

車、オートリキシャ、バイク・・・秩序もクソもない通りを強引に進むサイクルリキシャ。なかなかエキサイティング。

細く、人通りの少ない路地に入った時、リキシャオヤジが急に止まった。

どうした?何が始まるんだ?

・・・

オヤジはリキシャを離れ、道の端に立ち尽くした。

ねね、どうしたの?

・・・

えーっと、、、
お客さん放置しておもむろに立ちションするの止めてもらっていいですか?

スッキリした表情で戻り、意気揚々とまた走り出した。約5分後、降ろされた場所。

うーん・・・

えーっと、ここどこっすか?

適当な場所で強制的に降ろしたくせに「50Rは少ない!」と怒り出すオヤジ。

(なんだテメェ、許可無く立ちション見せつけた罪を棚に上げて偉そうに!精神的苦痛による慰謝料請求したいぐらいだわ!)
・・・という気持ちを胸に留めて、無視して進む。明らかに近い気配がないが、真っ直ぐに突き進む。

すると、一人のインド人男子が登場。

「ジャパン?宿探してんだろ?案内してやるよ!その後、うちの店に来るんだ!」
「・・・チャイナ。」

スタスタスターーー

「ヘイ、待てよ!絶対ジャパンだろ?後でうちの店来てくれたらいいから。金は要らないから。」

「コンニチワー!」
「ニホンジーン!」
「ダボダボパンツー!」
「ミルダケタダー!」

・・・

・・・

スタスタスターーー

彼らを振り切り、進んだその先。
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うわぁ。

ガ、ガ、ガンガーーーー!!!!

ワクワクした。

とりあえず、宿探し。勝手に宿を案内してくる輩たちを蹴散らして、友達イチオシのOm Guest houseへ。インドにしては珍しく清潔感があり、冷蔵庫も使え、スタッフがイケメン

荷物を置いたら散策。

腹ごしらえにまずはサモサ1個10R(17円)。
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ガンガーのほとりでインド人に混じって食べる。
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でも、混じり切れてないのでインド商人に目を付けられて絡まれる。日本語で。

細い路地には店が密集し、牛が通行妨害をし、犬がインド人に蹴られまくり、牛だけではない「う○こ」が溢れている。

な、なに、ココ・・・

・・・

めっちゃおもろいやん!!

う○こを避けるために渾身の集中力で下を向きながら歩き、前から来る人に気付かず、「あっ。すみません!ナマステ!」を繰り返す。

旅人に人気というラッシー屋、BABAラッシーに行ってみた。
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・・・普通だった。いろいろフレーバーがあるので女子は好きかもね。




バラナシと言えば、プージャ!
聖なるガンガーに祈りを捧げる儀式。日没後、毎日行われております。

早めに行ったのに既にたくさんの人!人!たまに牛!!
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マダムたちも待ちきれません。
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暗くなったら、この人口密度!
ガンガーはヒンドゥー教徒にとって重要な聖地。つまり、観光客だけでなく、インド中から集まってくるわけです。
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一際、神聖なオーラを放つ方が!
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待ちきれないみんな。
船から眺めることもできます。ただし、お金に余裕のある観光客たち限定。
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19:00、始まりました。
儀式を執り行うのは、カースト最高位であるバラモン(司祭階級)です。
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その後方に控えるのは、歌を歌う専門の人、音楽を演奏する専門の人、献金を回収する専門の人、儀式音楽CDを販売する専門の人・・・

いろんな専門職が集まって成り立っている儀式だったのね。

バラモンは、ガンガーに向かって炎を掲げ、煙を燻し、鐘を鳴らす。
とても神聖な空間。

思い込みというのは良くないもので、カースト最高位である司祭階級バラモンなんて聞くと、いつかのジャイプルの博物館で見たような・・・
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こんなイメージだった。


でも、目の前にいるバラモン衆は、華やかで、若くて、なんといっても、清潔感に溢れている!!

ちょっと意外。
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明日はもっと近づこっと。

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ディナーのターリー75R(128円)。待ち時間40分。味、イマイチ。

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